2010年2月12日金曜日

やり残した「青春の宿題」

第二の人生で、なにをやるか、それが問題です。

なかなか見つからないまま、定年後、2年たち、3年たち・・・そのうち、「なにかをやろう」と思ったことなど、忘れてしまって、時間だけが過ぎてゆく。


こんなことにならないために、 第二の人生の自分探しは、やり残した「青春の宿題」を 思い出してみるのがいいそうです。

子供のころや青春時代に、 こうしたいと思っていたのに、やれなかった、やらなかった、 そんなことを、思い出してみましょう。


「高校生のころ、ギターをちょっとかじったけど・・・」

「そういえば、小学生のころ、写真小僧だったなあ・・・」

「大きくなたら、お菓子屋さんをやりたいと思っていたんだど・・・」

「家庭の都合で、大学を諦めたけど・・・・」


いろいろ、あると思います。


私は、子供がすこし大きくなって、自分の時間がすこし持てるようになった40歳のころ、仕事と子育て以外に、なにかやってみたいと思いました。


そして、やり残した「青春の宿題」が「英語」であったことを思い出しました。

高校時代に英語が好きで、英文科に進んだ私・・・

でも、他人の言葉を訳す仕事はつまらない、自分が発言者、表現者になりたい、と思うようになり、・・・

ま、いろいろありまして、結局、発言者にも表現者にもなれずに、もちろん英語も中途半端でした。

ふと、そのことを思い出し、前に一度やったことなら、取りかかりやすいだろうと思って、まずは、近所の英会話学校の扉をたたきました。

表現者になるのは難しいですが、語学なら、とっつきやすいだろうということもありましたが・・・。

久しぶりにネイティブと英語で話し、「おおー、結構通じるじゃん、私って、やっぱり語学のセンスあったんだよね、なーんで途中でやめちゃったんだろう」

といい気になって、通い始めました。


語学の初心者って、少し訓練すると、グーンと力がつくんですよね。

英語検定にもチャレンジし、始めてから2年ほどで、英検準1級をゲット。

英語はその後、海外旅行でずいぶん役に立ちましたが、効用はそればかりではありませんでした。

若いときにガッコウの勉強がすきになれなかった私が、勉強の楽しさに目覚めたのでした。

それが、また次のステップへと、私を導いてくれました。

私の「やり残した青春の宿題」は、まだまだ、あるんです。


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