2010年2月19日金曜日

はじめてのオフィシャルオフ会 -続き

2001年4月21日、いよいよシニア・ナビの初めてのオフィシャルオフ会が始まりました。 

天気は、快晴

三々五々、東京・飯田橋のカナルカフェに、40名のアクティブシニアのメンバーが集まりました。

あの人は、もしかしてメル友の○○さんでは、なんて、想像を膨らませながら、開会を待ちます。

乾杯に続き、自己紹介が始まります。

名古屋や大阪から、わざわざおいでくださった方もいらっしゃっいました。

初対面なのに、まるで旧知の仲のような親しみを覚えるのが、ネットでの交流のいいところでしょうか。

コミュニティの談話室で話が弾んだあの人が、いま目の前にいる・・・。

なんだか不思議な感覚に襲われるたのは、私だけではなかったと思います。

インターネットも始まったばかりの2001年、コミュニティサイトのオフ会で盛り上がっているなんて、これぞ時代の最先端をいくシニア集団です。

途中で席替えなどしながら、2時間はあっという間に、過ぎていきます。

1次会終了後は、有志の方の案内で、神楽坂散策、そして、近くのカフェでお茶をいただき、そこで夕方まで、ゆっくりお話が出来ました。

このとき出会った方の中には、10年たったいまでも、親友のようにお付き合いを続けていらっしゃる方もいらっしゃいます。

また、その後ずーっと、シニア・ナビを応援してくださっている方も、おいでです。

1次会の最後に、ご参加いただいた方の中で一番の先輩にいただいたお言葉が、とても印象的で、今も私の心の支えとなっています。

「普通なら、シニア・ナビのご発展を願って、というところですが、私は、どうか、発展しないでください、と言いたいです。」

どっと、笑いが起こりました。

本当に、皆が思っていたことでした。

「規模が大きくなって、暖かい交流がなくなったら、いやだな」と。

その言葉通り、シニア・ナビはその後10年、あまり発展もせず(*^.^*)、アットホームなよさをずーっと保ってきたのでした。ニコニコ










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2010年2月18日木曜日

シニア・ナビ はじめてのオフィシャルオフ会

「そうだ、事務局主催のオフィシャルオフ会をやろう!」

コミュニティのオープンから1年余りたって、私はやっと、オフィシャルオフ会を開催する決断をしました。

まずは、場所探しが大事です。 

 いまどきのシニアにふさわしい、洗練された、落ち着いた雰囲気のお店を探して歩き回り、ついに、探し当てたのが、飯田橋駅から数分のカナルカフェというレストラン。 

外堀に面した、おしゃれなカフェで、ひと目で気に入りました。

場所は決まったものの、さて、本当にメンバーの皆様は来て下さるだろうか。

誰からも申込みがなかったら、どうしよう、と、なんとも弱気なusagiでした。

しかしサイトで募集を始めると、皆様、恐る恐る、という感じで申込みをしてくださり、徐々に人数も増えて、40名ほどの参加者になりました。

参加者のプロフィールを拝見させていただきながら、期待と不安はますます膨らんでいきます

2001年4月21日

ついに、皆さんとお会いする日がやってきました。

メンバーの皆様も、始めての出会いに、ワクワクよりも、不安のほうが大きかったのではないでしょうか。 

実は、私もそうでした。

お手伝いしてくださるメンバーの方がいてくださったので、心強かったですが、その方々とも、ネット上だけのお付き合いで、始めてお会いする方ばかりでした。 

(続く)



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2010年2月13日土曜日

100歳でマスターズ優勝を目指す

先日、90歳でマスターズ水泳大会で優勝された女性のことを書きましたが、上には上がいるもんですね。 

91歳から98歳まで、全日本大会の円盤投げ(90歳以上)で連続優勝を果たし、今年から100歳の部で優勝をめざそうという、スーパーシニアの男性です。 

この方が円盤投げを始めたのが、なんと80代も後半になってからだそうです。 

青春時代は陸上や柔道をされていましたが、スポーツを再開したのは、65歳のときから。 

高血圧にいいからと始めたジョギングがきっかけでした。 

そして、なんと76歳のときにホノルルマラソンにチャレンジ、完走どころか、年齢別で準優勝を果たしました。 

この喜び、達成感は、どれほどのものだったでしょうか。 

さらに挑戦しようという原動力になったに違いありません。 

スポーツだけではありません、60代後半で書道を始め、各大会で入選を重ねるほどの腕前に。 

そのほか英会話に、漢字検定も。 

すごいです、このエネルギー! 

「第二の人生の準備は、何歳からはじめたらいい?」なんていうのが、愚問にしか聞こえません。 

始めたいと思った時が、いちばんの好機です。 

たとえそれが、100歳であったとしても。 

チャレンジを続ければ続けるほど、健康長生きの記録も伸び続けることでしょう。 

もうこれは、弟子入りさせていただきたいくらいです。




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2010年2月12日金曜日

やり残した「青春の宿題」

第二の人生で、なにをやるか、それが問題です。

なかなか見つからないまま、定年後、2年たち、3年たち・・・そのうち、「なにかをやろう」と思ったことなど、忘れてしまって、時間だけが過ぎてゆく。


こんなことにならないために、 第二の人生の自分探しは、やり残した「青春の宿題」を 思い出してみるのがいいそうです。

子供のころや青春時代に、 こうしたいと思っていたのに、やれなかった、やらなかった、 そんなことを、思い出してみましょう。


「高校生のころ、ギターをちょっとかじったけど・・・」

「そういえば、小学生のころ、写真小僧だったなあ・・・」

「大きくなたら、お菓子屋さんをやりたいと思っていたんだど・・・」

「家庭の都合で、大学を諦めたけど・・・・」


いろいろ、あると思います。


私は、子供がすこし大きくなって、自分の時間がすこし持てるようになった40歳のころ、仕事と子育て以外に、なにかやってみたいと思いました。


そして、やり残した「青春の宿題」が「英語」であったことを思い出しました。

高校時代に英語が好きで、英文科に進んだ私・・・

でも、他人の言葉を訳す仕事はつまらない、自分が発言者、表現者になりたい、と思うようになり、・・・

ま、いろいろありまして、結局、発言者にも表現者にもなれずに、もちろん英語も中途半端でした。

ふと、そのことを思い出し、前に一度やったことなら、取りかかりやすいだろうと思って、まずは、近所の英会話学校の扉をたたきました。

表現者になるのは難しいですが、語学なら、とっつきやすいだろうということもありましたが・・・。

久しぶりにネイティブと英語で話し、「おおー、結構通じるじゃん、私って、やっぱり語学のセンスあったんだよね、なーんで途中でやめちゃったんだろう」

といい気になって、通い始めました。


語学の初心者って、少し訓練すると、グーンと力がつくんですよね。

英語検定にもチャレンジし、始めてから2年ほどで、英検準1級をゲット。

英語はその後、海外旅行でずいぶん役に立ちましたが、効用はそればかりではありませんでした。

若いときにガッコウの勉強がすきになれなかった私が、勉強の楽しさに目覚めたのでした。

それが、また次のステップへと、私を導いてくれました。

私の「やり残した青春の宿題」は、まだまだ、あるんです。


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2010年2月11日木曜日

90歳でマスターズ水泳で優勝

以前、新聞のコラムで読んだんですが、マスターズ水泳選手権大会で、90歳以上の部で優勝した女性のお話です。

その方は、70歳のとき、孫がスイミングを習い始めたのをきっかけに、ご自身も水泳教室に通い始めたんだそうです。

それまでプールに入ったことなど一度もなかったそうですが、やってみると、これが結構たのしい。
自分に向いていると感じ、ハマッた、そうです。(笑)

それから20年!毎日水泳に励み、ついに、90歳になったとき、マスターズ選手権で優勝を果たしました!!

なんか、こういう話を聞くと、勇気がわいてきませんか。

普通、70歳で手習いだなんて、もう、すぐ人生終わりになるのに、努力したって、意味ないし・・・って、思っちゃうもんですよね。

でも、健康でさえあれば、70歳で始めても、20年もがんばれる。

何事も、20年も打ち込めばその道のプロになれるんじゃないでしょうか。

そしてがんばる過程が、また楽しいんですよね。

楽しいから、寿命も延びる、記録も伸びる。

森光子さんや日野原先生は特別な方で、一般人とは比べ物にならないし・・・とお考えの方も、
マスターズ優勝の90歳の話を聞くと、天から与えられたこの自由時間を使って、自分でもなにか、やれそうな気がしてきませんか。



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2010年2月10日水曜日

さあ、なにから始めましょうか

私は、この3月で50代最後の歳を迎えます。

平均余命(平均寿命ではありません)で言えば、あと30年は「持ち時間」があることになります。

森光子さん、日野原先生などを見ていると、けっこういけそうな感じがします。

ああ、この30年を何かに打ち込んだら、どんなことでもできそうな気がしてきませんか。
 

人生、二つのキャリアを持てる時代になりました。
 

仕事をして、家庭を持って、子供を一人前にするまでが、第一のキャリアだとしたら、そこでは、「義務」や「責任」というものが大きなウエイトを占めます。
 

自分を犠牲にして、会社につくす。
 

自分を犠牲にして、子育てに奮闘する。
 

しかし、第二のキャリアは、もっと自由度がアップします。
 

もちろん、家族の介護が必要になる場合もあるでしょう。
 

そんなときは、社会的援助を上手に使って、とにかく自分の時間を確保しましょう
 

大切な人に優しく接するためにも。

さあ、なにから始めましょうか。
 

わくわくしてきませんか。






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2010年2月9日火曜日

人生90年時代の幕開け

日本人の平均寿命は、男性は79歳で、世界第三位。

女性にいたっては、86歳で世界第一位です。

女性はこの20数年、ずっと世界のトップを走ってきています。

多くの方が当たり前に90歳を迎えられるようになるのも、もう夢ではありません。

私の周りを見ても、親戚のおじさん、おばさん、友達の親御さん、ご近所さん、アラウンド90が、たくさんいらっしゃいます。

もちろん、介護の必要な方もいらっしゃいますが、元気で一人暮らしをされている方もおいでです。

これは、もう、人生設計を練り直さなければなりませんね。

人生、90年時代の幕開けです!

「あなたが無駄にした一日は、だれかの、生きたくても生きられなかった一日」

いま生かされていることに感謝して、自分の命をせいいっぱい輝かせたい。

ちょっとキザになっちゃいましたが、いつも私が思っていることです。


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