ロンドンオリンピックが終わりました。
開催中は、私もテレビの前に釘付けで、日本選手の活躍に一喜一憂していました。
最初は柔道の不振などでメダルも思うように取れず、歯がゆい思いもしましたが、終わってみれば獲得メダル数は金銀銅合わせて38個と、史上最多となりました。
日本の選手の皆さん、 すばらしいパフォーマンス、本当にありがとう!
メダルが取れるかどうかは、選手本人にとっても、私たち国民にとってもオリンピックの最大の関心事にはちがいありません。
オリンピックのような世界大会のとき、私たちはいつもより強く、自国のことを意識するのは自然のことです。
しかし、「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」というオリンピックの精神にもう一度立ち戻って考えてみませんか。
今大会に参加した国・地域は204。48年前の東京オリンピックの倍以上の多さです。
人種や民族、文化・言語や政治体制の違いを超えて、 この地球という星に住む人類の代表が一堂に会し、身体的能力の極限を競うのです。
なんてすばらしいことでしょう。
これこそ、オリンピックの最大の意義ではないでしょうか。
地球上でまだまだ貧困や暴力が人々を苦しめています。
それを乗り越えて、オリンピックの旗の下に地球上のあらゆる地域からアスリートが集う。
このようなオリンピックを開催できる人類の叡智を、私は今、讃えたいと思います。
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