2012年6月14日木曜日

20歳と競争しても負けない88歳

テレビ朝日のモーニングバードでGウーマンというコーナーがあります。

「元気」に「頑張る」「グレイト」な女性たちにスポットをあて、みなぎるパワーの秘訣を知る、と言う内容です。

先週は、88歳で現役アスリートという女性が紹介されました。

彼女は、マスターズ陸上で何度も優勝を果たしていて、今でも20代女性と同じくらいの速さで100メートルを駆け抜けるというから、びっくりです。

若いころから陸上選手をやっていたのかと思ったら、大間違い。

走ることをはじめたのは、なんと70歳からだそうです。

それも、自宅を全焼するという不幸に見舞われ、引越し先の地域の運動会で誘われてたまたま走ったのが、きっかけだそうです。

そこで走ることの爽快さに目覚め、練習を始めたということです。

以前にもこのブログで紹介しましたが、80代でマスターズ水泳で優勝したという女性も、水泳は確か、70歳から初めたとおっしゃっていました。

もともと、走る素養はあったんでしょうね。

それでも、70歳で新しい才能を発掘できるなんて、本当にすばらしいです。

希望がわきます。

その前の週では、92歳の現役ピアニストのかたを紹介していたのですが、番組のコメンテーターの方は、90代にくらべたら、80代はまだ若いですよね、と口をそろえておっしゃっていました。

私も、将来が明るく思えてきました。

マスコミの作るイメージと言うのは、強烈なものがあります。

マスコミで介護が注目されるようになってから、高齢者といえば、介護が必要な暗いイメージ一色になってしまいました。

もっとGウーマンのような番組が増えて、シニアのイメージを明るいものに変えていってほしいものです。

でも、マスコミに頼るばかりではいけません。

私たち一人ひとりが、シニアのイメージを変えていく広告塔だと思って、頑張りましょう。

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