テレビ朝日のモーニングバードでGウーマンというコーナーがあります。
「元気」に「頑張る」「グレイト」な女性たちにスポットをあて、みなぎるパワーの秘訣を知る、と言う内容です。
先週は、88歳で現役アスリートという女性が紹介されました。
彼女は、マスターズ陸上で何度も優勝を果たしていて、今でも20代女性と同じくらいの速さで100メートルを駆け抜けるというから、びっくりです。
若いころから陸上選手をやっていたのかと思ったら、大間違い。
走ることをはじめたのは、なんと70歳からだそうです。
それも、自宅を全焼するという不幸に見舞われ、引越し先の地域の運動会で誘われてたまたま走ったのが、きっかけだそうです。
そこで走ることの爽快さに目覚め、練習を始めたということです。
以前にもこのブログで紹介しましたが、80代でマスターズ水泳で優勝したという女性も、水泳は確か、70歳から初めたとおっしゃっていました。
もともと、走る素養はあったんでしょうね。
それでも、70歳で新しい才能を発掘できるなんて、本当にすばらしいです。
希望がわきます。
その前の週では、92歳の現役ピアニストのかたを紹介していたのですが、番組のコメンテーターの方は、90代にくらべたら、80代はまだ若いですよね、と口をそろえておっしゃっていました。
私も、将来が明るく思えてきました。
マスコミの作るイメージと言うのは、強烈なものがあります。
マスコミで介護が注目されるようになってから、高齢者といえば、介護が必要な暗いイメージ一色になってしまいました。
もっとGウーマンのような番組が増えて、シニアのイメージを明るいものに変えていってほしいものです。
でも、マスコミに頼るばかりではいけません。
私たち一人ひとりが、シニアのイメージを変えていく広告塔だと思って、頑張りましょう。
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