テレビで拝見した斎藤さんは、日焼けしたお顔はつやつやと血色よく、笑顔がとてもチャーミング。派手な柄物のシャツにネイビーブルーのブレザー。胸元にはハンカチーフをのぞかせて、とてもセンスのある、素敵なシニアです。
なにしろ、単独ヨット世界1周ですよ。それも1回や2回ではなく、8回も成功させたんです。
それに、77歳ですよ。
嵐に突入して50メートルにもなる大波にもまれて、もうだめかと思うような時も、何度もあったといいます。
体力、知力、気力があふれていなければ、とてもできないことです。
だって、77歳ですよ。
下手すれば、腰が痛いの、膝が痛いの、物覚えが悪くなっただの、とか言ってません。
それが、命がけの冒険ですよ。雨嵐ですよ。足踏ん張って、ロープと闘うんですよ。それも、一人で!
途中、何度もトラブルに見舞われ、自身も大怪我を負って治療のため何ヶ月も足止めを食らったりしながらも、決して諦めることをせず、3年もかけて8回目の世界1周を成し遂げたんです。
これぞ、「シニアの力」です。どうだ、スゴイダロー!っと、私は世間に自慢したい。
できることなら、「シニア・ナビ賞」なんていうのを作って、お贈りしたい。
それとも、クールシニア賞なんていうのも、いいかもしれません。
私が「クールシニア宣言」をした途端に舞い込んだこんなすばらしいニュースに、心が躍りました。
「常に前向きでいれば何でもできます」という斎藤さんの言葉に励まされたシニアは多いのではないでしょうか。
斎藤さんのような人が出てくると、それに勇気づけられて、いろんなことにチャレンジするシニアが、きっと増えると思います。
こんなシニアが増えれば、世の中、絶対に明るくなります。
シニアだけでなく、すべての世代に勇気を与えてくれます。
ありがとう、斎藤実さん!
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