2011年11月4日金曜日

大学の成績

(始めての方へ:事務局長のusagiは現在、早稲田大学において正規の学部生として政治学を学んでいます。)

大学生生活は楽しいけど、テストやレポートはいや、なんていう学生は多いですよね。
usagiも、これには、本当に苦労しています。

1学年は、前期と後期に分かれていて、 それぞれ期末に論述式のテストがあります。それ以外に、学期途中にレポートや発表が課せられます。

usagiは、どちらかといえば、暗記型のテストのほうが、好きですね。あまり自分で考える必要がなく、ただひたすら、講義内容を頭に叩き込むのです。ま、ボケ予防には最適でしょう。

期末テストの前1ヶ月くらいから講義のまとめに入り、小さな紙に書き付けて、ウォーキングしたりしながら覚え、事前に模範解答を自分で書いてみてから、試験に臨みます。

しかし、体験から言えば、講義内容をほぼ完全に再現できたとしても、Bしかもらえません。Aをとるには、それにプラスアルファーがなければなりません。それはたぶん、講義内容を自分なりに深めて、先生をぐっとひきつけるような論の展開が出来た場合でしょう。

レポートや発表もそうです。お勉強したことだけを書いたのでは、小中学校の「調べ学習」とたいして変わりません。学んだことを使って、自分の頭で考えなければ、意味はないのです。

 自分の頭で考えるのって、ものすごく、苦しいです。ひとつのレポートを書き上げるまでは、寝てもさめても、そのことばかり考えています。そんなときは、ゆったりガーデニングとかして暮らせばいいのに、なんで、こんなことをやっているんだろうと、後ろ向きの考えに取り付かれてしまいます。

しかし、ある時点から、その苦しみが、喜びに(?)変わっていくんですね。それは、混沌とした思考の中で、ある方向性が見つけられたときでしょうか。レポートを仕上げるころには、本当に、書くことに没頭し、それを楽しんでいる自分を見つけるのです。

 そして、それが成績として評価されたときのうれしさは、何物にも代えられません。

これは、大学の勉強だけではないですよね。マラソン大会で上位に入ったとか、競技ダンスで高得点を出せたとか、絵や短歌が入賞したとか。

努力したり苦しんだりしたりすることがあってこそ、この喜びがあるわけですから。

そう言い聞かせながら、今日も、うんうんうなりながら、苦しい作業を続けているusagiです。