駅前の市街地は道路も建物も、きれいに復旧していて、津波があったこが 嘘のように整備されていました。
しかし、「津波浸水深ここまで」と書かれた標識が立てられていて、腰のあたりまで津波が来たことがわかります。
3.11の津波の被害を決して忘れたてはならないと、この標識は語っているようです。
近くには、「ふれあい商店街」という仮設の商店街ができていて、津波被害にあった商店の皆さんが頑張っていました。
沿岸部が見渡せるというので、私たちは日和山という小高い丘に上がりました。見渡す限り青々とした夏草に覆われている荒地に、私たちは言葉もなく立ちすくんでしまいました。
北上川河口近くの中洲には、無残にも津波で片足をもぎ取られた「自由の女神像」が立っています。この像は地元の企業が建てたものらしいですが、なんとも不思議な感じがしました。
近くには、石巻出身の漫画化、石ノ森章太郎さんの記念館があり、私たちが訪れたときには、復旧作業中でした。どれだけ貴重な作品が流されてしまったことでしょう。
海岸近くの石巻市立病院です。 いまだヘドロの強烈なにおいがあり、薬局も水に漬かったままです。
中州には津波で流されクシャクシャになった自動車の残骸 が積み上げられていました。車内に取り残されたまま流された方もたくさんいらしたことを思い、そっと手を合わせました。
(続く)