2011年10月2日日曜日

ストローでコーヒーを

カフェで、コーヒーカップにストローを突っ込んですすっている人を、最近たまに見かけます。ちょっとびっくりして、引いてしまいますが、でもその人は、たぶん、歯をホワイトニングしているか、歯を白く保ちたいと思っている人なんです。そんな人のことを、巷では「ストロー族」と呼んでいるそうです。

ストロー族は、色のついた飲み物ならなんでも、ストローを突っ込んですすってしまいます。紅茶や緑茶はもちろん、レストランで赤ワインをいただくときも、おもむろにストローを取り出して、優雅にワイングラスから喉元へ吸い上げて味わいます。

ですから彼らは、外出するときは皆、「マイストロー」をバッグの片隅にしのばせています。これだけ歯の白さにこだわっている人ですから、ストロー族がにっこり微笑めば、真っ白い歯がこぼれるのは、しごく当然のことといえましょう。

ま、これは冗談半分の話ですが、しかし、usagiもついに、ストローデビューを果たしました。といっても、さすがに公衆の面前でストローでコーヒーをすする勇気はなく、もっぱら軟弱な「おうちストロー族」に徹してはいますが。

さて、歯の話です。

usagiが子供のころは、朝起きたら朝食前にちゃちゃっと歯磨きをしてそれっきり、という時代でした。
朝食後、寝る前の歯磨が推奨されるようになったのは、だいぶ大人になってからでした。
それでも、若いときの不規則な生活と不摂生がたたり、30歳になるまでに奥歯を何本も失ってしまっていました。

結婚して子供が出来てから、子供の歯の健康についていろいろ読んだり、勉強したりするうちに、歯に対する意識がだんだんと高まっていったんでしょうね。子供の歯も大事だが、自分の歯も、これ以上、虫歯を作らないようにと、親子で歯磨きをがんばるようになりました。

50歳をすぎるころから、歯周病のことも気になりだして、 歯科医に定期的に通って、チェックしてもらうようになりました。そこで歯科衛生士さんに隅から隅まできれいにしてもらいます。やはり、プロにやってもらうと、違います。つるつるになります。

若いときに失われた歯は戻りませんが、努力の甲斐あって、 30代以降は、ひとつも歯を失っていませんし、歯医者さんに褒められるほど、健康でしっかりした歯茎を保っています。なにしろ、100歳まで自分の歯で噛むのがusagiの目標ですから、歯にいいと聞くと、なんでも試しています。

usagiが実践しているのは、

・朝食後、就寝前の歯磨きに加え、ランチのあとも、出来るだけ歯磨きをする。
・就寝前の歯磨きは、テレビを見ながら30分たっぷりとかける。
・歯ブラシは、1ヶ月に1本は買い換える。
・ 2ヶ月に1度、歯科医に定期検診に通う。

そして、最近始めたのが、冒頭に述べたストロー作戦です。
お茶やコーヒー、赤ワインを飲むとだんだんと歯に汚れがこびりついて、歯磨き粉で磨いても、なかなか白い歯にはなりません。usagiは赤ワインが大好きなんですが、家で飲むときは、ストローで飲むようにしています。最近は、コーヒー、緑茶の類も、ストローで飲むようし始めましたが、心なしか、歯が白くなったように思えて、一日に何度も、鏡でチェックしてしまいます。

ストロー族が巷に氾濫したら、面白いでしょうね。そうなったら、usagiも堂々と、カフェでストローを使うようになれるでしょう。